2024/11/04
外壁塗装・工事施行までの注意点築10年以上の方向け

塗料の選定について:耐久年数と特徴の違い

外壁塗装を施工する上で、塗料の種類には段階があります。
選定する塗料の種類によって耐久年数と特徴や価格などが変わってきます。

この記事では、いずれ向かえるご自宅の塗装目安時期とご自身の家に合った塗料を選定する方法をお伝えします。


外壁塗装

塗装や補修時期の見分け方


⚫︎モルタル壁

ポイント①クラックの発生

ヘアークラック(幅0.3mm未満、深さ4mm未満のひび割れ)や、構造クラック(幅0.3mm以上、深さ4mm以上のひび割れ)が様々な箇所で確認できた場合は要注意です。特に構造クラックは基礎の強度にも影響を及ぼすため、早めの修繕が必要となります。
補修を行う際は、塗装の前にクラック部分にUカット(Vカット)を行い、コーキング処理のあとに塗装を行います。

ポイント②チョーキング
外壁を触った際に手のひらに外壁塗料が付くとわかりやすい塗装の目安です。塗料の付く量にもよりますが、手のひらにベッタリと付く場合は、早めの塗装をおすすめします。

⚫︎窯業系サイディング壁

ポイント①壁繋ぎ部分のコーキングの劣化
年数が経過すると、壁のつなぎ目部分のコーキングが劣化し、コーキングにひびが入ったり、細くなります。
雨水などの侵入を防止する役割もあるため、早めの修繕が必要となります。

ポイント②チョーキング
モルタル壁と同じく、外壁を触った際に手のひらに外壁塗料が付くとわかりやすい塗装の目安です。塗料の付く量にもよりますが、手のひらにベッタリと付く場合は、早めの塗装をおすすめします。


塗料の種類について


塗料の種類は段階によって耐久年数と特徴が異なります。

⚫︎アクリル塗料(耐久年数5年〜8年程)

新築の外装で採用されることが多く、比較的安価のため、全体コストを下げるために使用されます。

耐久年数が短く、1回目のメンテナンスが早いことが特徴です。

⚫︎ウレタン塗料(耐久年数7年〜10年程)

耐久性が低く、外壁に使用される頻度は少ないです。

柔らかく、密着性が良いため、ベランダの床などに使用されることが多いです。

⚫︎シリコン塗料(耐久年数10年〜13年程)

親水性に優れ、汚れが落ちやすいです。多機能で透湿防水機能(中の湿気を外に出し、雨水は入れない)です。

塗り替えの場合は最低でもシリコン塗料以上の塗装をおすすめしてます。

⚫︎ラジカル制御型シリコン塗料(耐久年数12年〜15年程)

従来のシリコン塗料に、紫外線や雨による塗膜劣化を防ぐ性能が追加された塗料です。

⚫︎フッ素樹脂塗料(耐久年数15年〜20年程)

高い耐久性と、汚れが滑りやすい非摩擦性を備えており、費用が高値ですが、

塗装した後の数年間は光沢感があり、グレードの違いが目に見えて分かりやすいです。

⚫︎無機塗料(耐久年数20年〜25年程)

無機物が配合されており、従来の塗料と比べ、比較的に耐久と耐候性が向上した塗料です。

長期間で紫外線劣化を防止し、カビや藻の発生抑制にも効果があります。大変高値ですが、最も耐久性が高いです。


専門家に相談して最適な解決策を

塗装の目安時期や選定する塗料の種類はご自身で判断することは不安な方も多いです。

今後、ご自宅をどれほどの周期で塗り替えを行うのか?
また、予算はどのくらいなのか?
これらを参考に依頼する業者へ見積書を最低でも3パターンは準備して頂くことが望ましいです。

専門家に相談して最適な解決策を見つけることで、美しく耐久性のある住まいを実現できます。

福岡市近郊や糟屋郡で外壁塗装の見積もりをご希望の方はお気軽に弊社へご相談ください。

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